短所を長所に。

ゲストハウス運営をしていて一番大切なことは、まずは必要最低限のことができているかではないかと。必要最低限のことは恐らく、自分が泊まってみて過不足ないこと。暑くないか、寒くないか、うるさくないか、暗くないか、明るすぎないか、汚くないか等々。

簡単なようだけど、当たり前のことを日々当たり前に提供することって結構難しい。
自分の家なら「まっ、いっか。」でも快適な宿を提供するのが仕事の宿泊業、そこは頑張りどころ。
今年の寒い冬をやっとこさ超えたけれど、この冬何組かのお客さんから言われて対応したのが
ヒーターの追加とホットカーペットの追加。
部屋が寒い。廊下、トイレがとっても寒い。
玄関にミニヒーターの追加と寒気が上がってくるフローリングにはホットカーペットを設置。

日本に暮らしていると各部屋は暖かくてもトイレ、廊下は寒いものという暗黙の了解があるけれど、外国からくる人にはそんなこと知ったことではなく特に今年は例年に比べても寒かったため、私のゲストハウスに泊まったお客さん何組かにも寒い思いをさせてしまいました。
1月〜2月は欧米からのゲストよりも日本から近いアジア圏のゲストが多く、その多くは日本よりも南に位置する国々の人々。寒さに慣れていなくて、私たち日本人が当たり前にしている日本の家の扱い方というか暮らし方も丁寧に教えてあげた方が良い時もあるかと。
当たり前と思ってしまうけど、暖房効率を良くするために各部屋の扉をしっかり毎回閉めること、カーテンも閉めることなどは暖かい国で暮らしている方には念のために説明するのも良いかと思いました。あと、エアコンのフィルターは小まめに掃除すると暖房の効きしっかりキープしますね。
暖房が効かないと言われた際はひとまずフィルターチェック!

私が現在運営をしているのは2棟で、一棟は2階建て戸建てのホンマチアパートメント、もう一棟は平屋の京町家の京Cottage Machico 壬生。

ホンマチアパートメント

 

京Cottage machico 壬生

ホンマチアパートメントは1棟に2室あり、2グループが泊まれるようになってます。
京町家の方は土間にダイニングテーブルを置いているためとにかく寒い。
戸建ての1階も2階に比べると寒い寒いということでホットカーペットをセット。こちらはすぐに暖かくなり良かったのですが、京町家の方は初めはカーペットを敷いてみました。
それでも全く寒さは和らがないので、ホットカーペットを購入。土間にすべての温度を吸収されるのか、ホットカーペットからの熱は全く伝わってこず、さらなる上にはシルバーの断熱シートを初めは1枚、そして追加でもう1枚。

ここまでしてやっと土間からの寒さが和らぎ、ほっ。
けれど2月の中旬に泊まったゲストから他の部屋は大丈夫だったけれど土間はやはり少し寒かったと言われ・・・
最終的にはひざ掛けを定員分追加しました。
次の冬には半纏を置いておこうか作戦中。
何かに行き詰まった時はそのデメリットを良い形で楽しむこと。(=メリットにするというか。)

日本が好きすぎて京都に別荘として小さな町家を買ったオーストラリア人の友達から言われたのは
日本人の”暖の取り方”好きだよと。
例えば寒い足元に置く”あんか”とか、湯たんぽとか、半纏とか。そしてこたつ。
寒いところを直に温めるって、家が寒い日本特有なんだと気づきました。
私が以前暮らしていた北欧のデンマークは家全体が暖かい。もちろんトイレも廊下も。
こんなところも文化の違い、いろいろ追求していくと暮らしの違いが見えてくるものですね。

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